愛した男はADHDでした。

はじめまして、さくらです。結婚10年めで、夫タクミさんがADHDと判明。日々の迷いと決意を綴ります。

結婚1年目-2〜サレンダードワイフ

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結婚1年目のお話、2です。結婚1年目-1の記事は以下をご覧ください。

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結婚3ヶ月で私たちは別居しました。
私は実家に帰り、タクミさんはそのまま新居で暮らしていました。
タクミさんが迎えにきてくれないかな。「俺が間違っていた。ちゃんと就職するよ。家事も分担する。もう一度一緒にやっていこう」って来てくれないかな。

今ならはっきり言えます。来てくれるわけがない。

タクミさんには「【A】が原因で【B】という状況になってしまった。【C】という状態に改善するには【D】という行動をとらなくてはならない」がわかりません。

★パターン1:俺が悪い
「【俺が無職になった上に家事もまったくやらなかった】のが原因で【さくらが実家に帰る】という状況になってしまった。【さくらが自宅に戻り今後一緒に暮らす】という状態に改善するには【さくらに謝り、就職し、家事を担うと表明する】という行動をとらなくてはならない」

★パターン2:さくらが悪い
「【さくらのわがまま】が原因で【さくらが実家に帰る】という状況になってしまった。【結婚を解消し独身に戻る】という状態に改善するには【さくらと話し合い、非を認めさせたうえで離婚について話し合う】という行動をとらなくてはならない」

のどちらの考え方もタクミさんの中にはありません。

「さくらに結婚してって言われたから結婚した。一緒に暮らすようになったら毎日泣かれてガミガミ怒られるようになった。そしてある日出て行った。泣かれるのも怒られるのも嫌だったけれど、出て行ったから今は特に問題ない。一緒に暮らしたいなら戻ってくるだろうし」
この辺がたぶんタクミさんの正直な心情。未来のことは考えない。

でも当時の私はそれがわからず、数ヶ月タクミさんのアクションを待っていました。
私はタクミさんとこれから一緒に人生を共にしたいのか、別れたいのか、毎日考え続けました。
本屋で「夫婦関係の改善」に役立つ書籍を探し、ある日見つけたのがこの本。

 

「サレンダード・ワイフ 賢い女は男を立てる―この人と、もっと幸せになるために」
ローラ ドイル 著


「サレンダードワイフ」は直訳すると「服従する妻」。


ちょっとだけ引用します。
「サレンダーワイフ」になるための原則は、

  • 彼を不当にコントロールしないこと
  • 彼の考えを尊重すること
  • 彼の贈り物を喜んで受け取り、感謝すること
  • 彼に自分の望みを伝えること
  • 家計は彼にまかせること
  • 自分を磨き、目的を達成すること

「サレンダード・ワイフ」とは、

  • 小言をいうかわりに傷つきやすく、
  • コントロールするかわりに信頼し、
  • 要求するかわりに敬意を払い、
  • 不満を言うかわりに感謝をし、
  • 疑うかわりに信じる女性のこと

「女が男を立てる」→「男が女を大切にする」になるよ。という、

この本は、そのときの私の心にぴたりとハマりました。
そして、私はタクミさんに「全部私が悪かった。ごめんなさい」と言って自宅に戻るのです!!!!

きゃーーーーーーーだめーーーーーーーこれって普通の男性には効果ありかもしれないけれど
ADHDとASDの傾向がある人には全然だめーーーーーーーーーー。

続きはこちら。

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