愛した男はADHDでした。

はじめまして、さくらです。結婚10年めで、夫タクミさんがADHDと判明。日々の迷いと決意を綴ります。

診断-5 ADHD&ASD夫、心理検査結果

診断-4の記事からの続きです。前回記事はこちら

 

ついにタクミさんの発達障害に関する診断結果がでる日が来ました。

 

私は本心ではタクミさんに同行したかった。最初にメンタルクリニックを受診してから4ヶ月、費用は検査料+診察料+薬代などで10万円近く。時間もお金もかけて「なんか良くわからないけど発達障害っていわれた〜」みたいにタクミさんが帰ってきたらどうしよう。って、これは本当にタクミさんを信用していないひどい言い草なので口には出さず。

 

タクミさんはA4用紙8枚にわたる臨床心理士によるレポート「大人のADHDの検査結果報告書」を持って帰宅しました。(よ、よかった…)そこには「タクミさんが受診した経緯」「受けた検査」「その結果」「そこから導き出す総合所見」が書かれていました。

 

以下、かいつまんでその内容を記します。レポートには具体的な数字なども添えられていましたが、ここでは私の言葉に置き換えています。

  • ADHD混合型
  • ASD傾向がある程度認められる。なかでもコミュニケーションの困難さは突出している
  • 幼少期は両親による成長環境に恵まれ、現在は妻が生活面のフォローをしているため本人に重大な二次障害やパーソナリティーの問題は認められない
  • 全体的に幼い
  • 平和主義で楽しい暮らしをしたい気持ちが強い。それは長所ではあるが、一方で困難を乗り越えて改善しようという姿勢にかけるため、自分のストレスを自分で解消できない
  • 心理検査の数字ではADHD特性のほうが高く出ているが、実生活でより困っているのはASD特性によるもの

知ってたーー! それ知ってた! 7年前から薄々感じてて1年前から確信していた内容とほぼ同じ! 

 

私は「やっぱりADHDでASDだった」というショック、「私の思っていた通りだった」という安堵、「わざわざ時間とお金をかけて新しい発見は何もなかった」という落胆、「専門家による診断が出たことでタクミさんも変わってくれるかも」という期待、その他いろいろな気持ちでぐちゃぐちゃになっていました。

 

「なんて書いてあった?」とタクミさんの声で我に返る。

 

え。

……あなたまさか読んでないの?

 

「いや、読んだけど。読んだし、今日はそれを臨床心理士さんが読み上げたから一通りは聞いたんだけど、なんか専門用語が多くてよくわかんないんだよね」

 

ああああああああああああ。そうか。聞いている途中で飽きちゃって聞いていないのね。ああ、これがADHDだ。

そうか。そうだ。検査結果が出たというのはつまり私たちの立ち位置がわかったというだけで、事態は何も変わっていないんだ。「なんだか頭が痛いんです」と病院に行って「頭痛の原因は虫歯と肩こりですよ」と言われただけ。まだ頭痛は治らない。痛みを改善するためには虫歯と肩こりに対処しなくては。まだ、私たちはやっとスタート地点にたったばかりなんだ。

 

 

読んでくれてありがとうございます。
次回、検査をふまえてこれからについて。